FP資格をどう活かそうか?

~FPでリスタート~ CFPの資格を活かして人生を再スタートしてみる

税務申告(確定申告)、事業規模の選択について

こんにちは。ぶんたです。

昨日、この記事を書いている最中うっかりして寝込んでしまいました。少しでも毎日書き溜めようと思っていただけに残念です。でも、無理して内容の薄い記事を残すのは意味がないので、気持ちを新たにしてパソコンに向かっています。

 

僕は定年をあと何年か後に控えたサラリーマンです。20歳代・30歳代の若い方々とは異なり、投資の考え方は保守的になりますので、かなり消極的に見えるかもしれません。不動産投資にせよ金融商品への投資にせよ、若いうちに積極的に始めておけばよかったとつくづく思っています。僕の若いころは右肩上がりの時代でしたので老後の年金は保障されていると信じられていました。しかし現実は甘くありませんでした。いずれ自分の子供も将来設計の岐路に立つことになるので、父として、一個人として、備忘の意味で綴っておきたいと思います。

 

さて、標題の件ですが、僕は税務申告(確定申告)を税理士に依頼しています。

依頼先は不動産会社に紹介してもらった会計事務所なのですが、不思議なご縁で自宅の近くであり、非常に親しくお付き合いできています。といっても、顧問契約まではしておらず毎年の確定申告シーズンに相談する程度なのですが、自分の疑問を投げかけて簡単なアドバイスをいただくだけでもとても安心するものです。

実は、サラリーマンをしている僕には、給与所得のほか、不動産所得に加えて事業所得もあります。

不動産所得は、すでにご紹介した区分所有マンション6部屋分(投資用5部屋、地方都市にある自宅1部屋)です。

事業所得は、妻と一緒に物販をして得ているものです。

 

不動産貸付けが事業規模(10室以上)ではないため、青色申告控除額は10万円としています(65万円の控除額ではない)。事業所得があるため複式簿記を行えば65万円控除も可能なのですが、なにぶん細々とした事業所得のため、現時点ではEXCELでの管理で十分であり、10万円控除を選択しています。

 

65万円控除を得るため、あと4部屋のマンションを購入して事業規模にしようと考えたり、法人成りして会社にしようと考えてみたりもしました。

でも、将来に向け利益を残すための投資なのに、課税所得を減らすために巨額のローンを追加設定し負債を拡大するのは本末転倒だと思い、不動産事業を事業規模に乗せるのはやめました。中古であればマンション1棟を持つのは決して難しくないようですが、その後の運用、出口戦略までを設計することができなかったし、負債が膨らむのを恐れていたので、事業規模にせずよかったのだと思っています。もちろん、不動産事業が軌道に乗り、利益がたくさん出過ぎるのであれば話は別ですが・・・

 

法人成りして会社を設立し、妻を社長にしようかな、僕は取締役経理部長かな、とか模索してもみました。でも、当初は所得税還付があった(つまりは赤字経営だった)ので、とても会社経営とはいえず、税理士さんにも相談に乗っていただき、サラリーマンの立場を総合的に利用していたほうが得だと判断しました。まだそんなレベルです・・・

 

消極的に見えるかも知れませんが、堅実に運用を続けて行きたいと思っています。そして、転機をみつけてはすみやかに方向転換できるよう、情報収集に努め、少しでも小さなアクションを取り続けておきたいとも思っています。