FP資格をどう活かそうか?

~FPでリスタート~ CFPの資格を活かして人生を再スタートしてみる

売却に必要な手続きについて、具体的に記事にしておきます

こんにちは。ぶんたです。

ブログ記事を書くのをサボッてしまいました。

自分のためにも、売却に必要な手続きを記事として残しておこうと思います。

 

■一括繰上返済手続き(売却決済日の1か月前)

おおよそ1か月前に事前通知したうえで、手続きには予約が必要でした。

持参したものは、売買契約書の原本、本人確認書類(運転免許証)、銀行印、実印、預金通帳、の5点でした。

あれこれ手続きをしたなかでいただいた書類は「繰上返済に係る予定利息通知書」のみで、ここに記載された予定合計返済額が繰上返済額となります。

「返済手数料」はゼロ円です。その理由は、スルガ銀行の場合、”担保不動産の換価処分代金による返済の場合には手数料不要”という規定があるからです。

なお、借入後5年以内での繰上返済手数料は返済額の2.1%、5年経過後になると一部繰上返済は6000円(税抜)、全額繰上返済は10000円(税抜)となります。

5年経過したのであれば、他の金融機関に比べると穏やかな手数料だと思います。

(この件に関しては、5/22の記事も参照願います)

 

司法書士への登記依頼

抵当権抹消書類の受け取りは、司法書士に代理をお願いしました。よって、決済日には僕は立ち合いません。

買主側で手配した司法書士から送付を依頼されたものは、

「登記識別情報通知」「委任状3通」「登記原因証明情報」「印鑑証明書2通(※1)」「住民票(※2)」「写真付身分証明書写し」です。

 

(※1)2通の使用用途は、①登記手続用、②抹消書類代理受領用、となります。

(※2)登記簿上の住所と印鑑証明書の住所が異なる場合に必要です。僕の場合、物件購入後に1回転居があったので、住民票で住所の履歴が証明されましたが、2回以上の転居があった場合は「戸籍の附票」が必要です。

 

■仲介不動産会社への手続き

「評価証明書」の取得を委任しました(入手場所は役所ではなく税事務所のため、不動産会社に代理取得をお願いしました)。

固定資産税納付書(最新のもの)もPDFでメールして、固定資産の精算金額を算出してもらいました。

なお、仲介手数料(物件価格×3%+6万円)は、借入金決済時に支払います。

 

■火災保険の解約

今回の物件には、銀行が火災保険を質権設定していたため、保険証券が手元にありません(質権設定した銀行が預かっています)。そのため、決済後(1~2週間後)に銀行から「保険証券」と「質権解除通知書」を送ってもらった後、解約手続きに入るというかたちになります。

 

今回の精算額残金は、譲渡所得税支払予定額を確保したうえで、他の物件の繰上返済に充てようと思います。金利の高い物件の一部繰上返済にするか、残高の少ない物件の全額返済にするか、CASIO社のkeisanサイトでシミュレーションしたいと思います。

https://keisan.casio.jp/exec/system/1256183302

 

僕は今まで8件の物件購入経験があり、繰上げ返済や相続手続きなども経験してきたのですが、売却は初めてでした。さらに、かつては業者の言いなりだったため、きちんと経緯を覚えていません。

そのような意味では、今回の売却は非常に良い経験でした。これから何回かさらに売却をするでしょうから、この経験は大いに役立つことでしょう。